南米生まれの果物、パッションフルーツ。
東南アジアで栽培されているイメージがありますが、
意外に東南アジアで売られているのはあまり見かけたことはなく、
アメリカやニュージーランドが主な生産地で、
香りが良くガムにもなった果物です。

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切らずともこの厚い皮からあのさわやかな香りがします。
ちなみに4個300円で購入できたそうです。
日本でも500トン程度が鹿児島県や沖縄県で出荷されているようです。
なかなか通常のスーパーでは出回らないですが、
四角豆のように個人栽培していて直売所に夏並ぶこともあります。

とても果実が重たそうですが、
大きさは直径5cmほどで、重量は60gほど。
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切ってみるとわかりますが、意外と軽い果物です。

しかしこのパッションフルーツ、酸味が強いので、
熟すまで暫く室温においておかねばなりません。
1~2週間ほど夏場の室温に置いておくと、
表面がゴルフボールのように凹んできます。
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では切ってみましょう。
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みかんの粒の大きいような粒の中に、
小さな種が入っています。
しかし果肉がみっしりではなく、
中央部分は空洞になっています。

熟した果実の味は、
みかんを思わすような柔らかな甘酸っぱさで、
種ごと食べられます。
種はプツプツした食感で、
噛んで食べるもよし、飲み込んで喉越しを楽しむでもよしです。

果肉の皮離れが良く、綺麗に食べることが出来ます。
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ちなみにパッションフルーツのパッションとは、
南米産だから「情熱」ということではなく、
花の別名が「トケイソウ」ということもあるように、
花の子房の形が十字架に見えることなどから、
はりつけにされたキリストの「受難」=パッション、
ということで名づけられたようです。

情熱かと思ったら、とんだ悲しい由来の果物というわけですね。
由来はまあこの際ともかく、
情熱的なさわやかな香りを手にしてお楽しみください。